以前に排水管の施工を行ったお客様からのご相談。バルコニーが傾いてきて怖いとのこと。
屋外でかつ年数も経過しており、足場は傾いてきておりました。補強を施さないと抜本的な解決にはならないと判断し、鉄骨の脚を付けることにしました。

先ずは現場での測定を行い脚となる部分を仕入れます。オーダーメイド鉄骨です。

溶接作業。屋外で年数を経た鉄骨との溶接は、新品同士の溶接よりも難易度が上がります。火花の飛ぶ量、飛び方も想定の範囲を広げなければいけません。火花が飛びそうなところには耐熱シートを敷き、地面には予め水をまいておきます。真夏でも、真冬でも火花を飛ばす作業は熱い、暑い。

バルコニーの傾きを解消できる長さで設置された脚。ご覧ください、美脚です。脚元はコンクリートで固定しております。

施工前後の比較です。施工後はお客様から「これで安心」と喜んでいただけました。

大手の工務店へのご依頼でも、実際に手を動かす我々へのご依頼でも、成果はさほど変わらないでしょう。
大手の工務店は営業担当と施工担当は別、施工担当は外部の職人に外注するという構図も多いです。(我々もそういう立場でのお仕事もあります)

どうせなら、手を動かす技術者に直接相談してみませんか?
柳田設備には営業担当者がおりません!(良い意味で捉えてください 笑)

それでは、また次回のレポートで。